【OJTにおける教え方のポイント】CAM作業での事例にて

OJTにおける教え方のポイント

普段、製造現場で行われているOJT、もう何回も教えているという先輩方もいらっしゃると思いますが、気を付けなければいけない点があります。

そもそも、金型製作や機械加工の仕事が難しいという理由として、作業するために必要となる知識と技能を、まず身に付けなくては、そもそも仕事自体ができないということがあります。

これが手順書などで決まった作業を行うサービス業や小売業の現場とは違うところです。

この知識と技能が、先輩から後輩へ教えられていくのですが、その教え方が曖昧になっているため、せっかく教えたことが、正しく現場で使われていないという状況をよく見かけます。

先日、このような話がありました。2次元CAMを使った切削加工についてです。

下図の中の、赤い線の部位の貫通形状の切削加工を行うにあたり、当事務所でも使っているhyperMILLの2D加工の機能を使い、どのように加工したらよいかという初歩的な質問を、まだCAMに慣れていない加工者さんから受けました。

切削加工部品の一例

この形状を、CAMを使って荒取り加工(貫通)するにあたり、次の選択肢があると思います。

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