「評価」は上司の唯一の特権?

会社のニーズに合った働き方ができていますか

「評価」は上司の唯一の特権?

はじめに

私は金型・部品加工業専門のコンサルタントとして、日々多くのメーカーさんと接しています。その中で近年、特に金型メーカーや機械加工メーカーの上司、特に現場リーダーの方々は、大変なご苦労をされていると感じます。

例えば、部下を強く叱責するとパワハラ疑惑に発展するリスクがあり、強くものを言うことも難しくなっています。また、現場で加工などの作業を行うプレーイングマネジャーの場合、真面目に指示に従ってくれる部下がいる一方で、チームの状況に関係なく頻繁に休んだり、家庭の都合で残業ができないなどの理由で、どんなに忙しい状況でも残業を拒否する部下もいたりします。

このような状況下などの理由で、現場の作業が滞り、上司は管理業務に加え、現場作業もフォローしなくてはいけなくなり、非常に苦しくなります。

部下育成と上司のジレンマ

「部下を育てるためには、じっくりとチャンスを与え、待つことが大切だ」とよく言われます。

ですが、実際には納期が迫ると、現場リーダーの上司自身がすべての責任を背負い込むことになり、自らが追いつめられる状況になることもあり、部下にチャンスを与える余裕もなくなってしまいます。

これは現場でよくある話です。

放棄されている「評価」という特権

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