金型メーカーや部品加工メーカーにおける「あいつはがんばっている」とは?

あいつはがんばっている」とは何か

金型メーカーや部品加工メーカーにおける「あいつはがんばっている」とは?

【コラムの概要】
金型メーカーや部品加工メーカーにおいて、サブプログラムを含めたGコードプログラムの編集スキルも持ち、ワイヤーカットの多数個かけを仕掛け臨時出勤・残業をしなくて済んでいるオペレーターと、プログラムスキルは無いものの愚直に土日も段取り作業をしてくれる忠義に厚いオペレーター、どちらが「頑張っている」かというテーマです。

今回のテーマは、「今さら聞けない」シリーズに入れても良いかと思ったほど、金型メーカーや部品加工メーカーの業界では当たり前の話なのですが、もしよろしければお付き合いくださいませ。

このコラムを書くきっかけになったのは、ある会社さんで見かけた、とあるエピソードが理由です。

その会社さんにはワイヤーカット専任のオペレーターがおりまして、社長いわく、彼はとても働き者で、ワイヤーカット加工が立て込んでいる時は土日でも休日出勤して、段取りを仕掛けに来てくれるとのことでした。

比較的、家は会社から近いところにあるらしく、ワイヤーカットの段取りはワーク1個であれば1時間ほどでしょうか、休日も厭わず段取りをやりに来てくれる忠義に厚い社員との評価を受けています。

これはこれで、労務管理上好ましくはないものの、日本企業らしい職場のエピソードだと思うのですが、一方、私がコンサルしている別の会社では、仕事量にもよりますが、ワイヤーカット加工は毎日必ず多数個掛けをやっている現場があります。

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