【ショートコラム】金型・部品加工業の現場で機嫌の悪さが表に出てしまう人への対処について

どうしても思い込みミスやイージーミスが減らないときに行うワークショップ

【ショートコラム】金型・部品加工業の現場で機嫌の悪さが表に出てしまう人への対処について

今回は、金型メーカーやマシニングセンターなどを扱う部品加工業の現場に限らず、わりと職場にいる、機嫌の悪さが表に出てしまう人の原因と、その解決について考察したいと思います。

金型・部品加工業の現場において、チームワークを阻害する要因の一つとして、機嫌の悪さが顔や態度に出てしまう人の存在が挙げられます。

こういった「機嫌の悪さが顔や態度に出てしまう人」は、私の経験上、次のような特徴があると思っています。

  • 自分の思い通りにならないと癇癪を起す
  • 社会と家庭を混同しており、周囲に甘えを期待する
  • 上手くいかないことの責任を自分以外に押し付ける
  • 感情のコントロールが苦手で、周囲に八当たりする

今回は、このようなチームの士気や業務の効率低下を招きかねない、また本人の評価にも悪影響を及ぼす可能性がある、「機嫌の悪さが顔や態度に出てしまう人」への対処について、考察していきたいと思います。

癇癪は「大人になりきれていない」考え方?

私の周りにも、何か上手くいかないことがあるとすぐに癇癪(かんしゃく)を起こしてしまう人がいます。

まるで幼い子供のように感情をコントロールできず、周囲に不快な思いをさせてしまうことも少なくありません。

書籍などでは、アンガーマネジメントコミュニケーション術など、様々なアプローチが紹介されていますが、私は金型・部品加工業という現場の仕事に着眼し、こうした人に共通したある一つの特徴にポイントを絞り、原因や対策を考えてみたいと思います。

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