金型メーカーにおける「多能工化」の真の目的

金型メーカーにおける「多能工化」の真の目的

こちらのコラムでも多能工化については、何度も触れてきましたが、私が金型メーカーでよくお話しをさせていただく「多能工化」の本当の目的についてまとめてみたいと思います。

まず前提として、金型メーカーでよく言われるのは、下図のように、依頼される仕事量について山谷があるという事です。

仕事に山谷がある_1

「仕事量に山谷がある」とは、忙しいときにはまとめて一気に仕事が来ることが多く、仕事が無い時期とが交互に来て、平準してコンスタントに自社にとって適度な量で仕事が来るという状態には、なかなかならないという意味です。

そして、これもよくあることですが、図中に示す、社内で対応できるキャパ量を超えると、外注の金型メーカーに協力を仰ぎ、一般的には社内で作る原価よりも、外注に支払う金型費の方が高くつき、損益における利益率が低下することになります。

具体的な多能工化の方法

そこでどのような対応をとっていくかの方法として「多能工化」が出てきます。

多能工化を行うことで、下図のように対応できる製造キャパを引き上げることができれば、山谷における「山」の状態、つまり引き合いが多く来たときに、できるだけ多くの型数を受注する、もしくは外注に出す金型を少なくするという対策ができます。

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