メーカーの内製部門の改善・改革・健全化に特化したプロジェクトを行っています
当事務所には、メーカーの内製部門、特に金型部門や機械加工部門からの相談を多く扱っております。
ほとんどは、内製部門を指揮する部長であったり、課長からご依頼を受けています。
その相談の一例として、次のようなものがあります。
- 現場作業者にコスト意識がない。
- 「もう一型、内製で」「もうワンロットを社内で」といったどん欲さがない。
- 外注業者の方が加工が早く安い。現場がそれを知っても具体的な行動・意識の変化がない。
たしかに代表コンサルタントの私から見て、「なるほど、たしかに」と思い当たるところがあります。
その原因としては、次のようなものがあります。
- コスト低減にこだわらなくても保全の仕事などがあり、仕事は無くならないため、原価が高くて受注が取れなかったら仕事が無くなるといった危機感がない。
- 工数や原価の比較対象がない。下請けである外注業者に聞いても本当の中身のことは教えてくれないし、原価がバレてしまうため、ゲタをはかせた工数が伝えられることもある。
- オーバーフローしたら下請けの外注業者に出せばよいと思っている。したがって、無理して早くやろうという意識がなくなる。
- メーカーである自社の本業は完成製品の製造販売であり、途中工程である金型製造や機械加工としては、多少工数が多く掛かっても自分らの納期に間に合えさえすればよく、コストへの意識は弱くなってしまう。
主にこのような意識になってしまっているのは現場の作業者さんたちであり、その上司である管理職の方や経営者の方々は、当然日々コスト面での競争管理下におかれているわけで、「何とかしなければ」と当事務所へご相談をいただいております。
実際、ご依頼を受けて訪問させていただき、実地確認とヒアリングをさせていただくと、たしかに思い当たるところは大いにあります。
まさにそれが日々のモノづくりの加工条件や工程、設計などに表れている感じです。
そこで当事務所としては、普段の製造技術や管理技術のコンサルティングや、経営のコンサルティングに加え、需要の多いメーカーの内製部門の改善・改革・健全化に特化した問題解決についても、プロジェクトとしてサポートするコンサルティングを改めてご案内いたします。
「いつか変わる、いつか変わる」と待ってるだけでは状況は変わりません。どこかで流れを断ち切るしかありません。
そのためには、モノづくりだけでなく部門改革の専門プロをブレインとして活用することが重要です。
具体的な支援内容
ほとんどの企業さまで、隔週・月2回のご訪問により、技術的・管理面での具体的な問題点を洗い出し、こちらからのアドバイスと、企業さまでの定期的な宿題対応により、問題解決を図ります。もちろん必要となる個別の面談なども行います。
また短期集中ということで、毎週のご訪問・月4回というパターンでのご依頼も対応しております。
最後にお伝えしたいこと
当事務所は、製造業専門のコンサルタントとして、加工技術や設計、生産管理についてのご相談に加え、組織や人、経営面からのご相談についても、たくさんの対応をしております。
実際に現場で20年以上仕事をした、現場がわかる中小企業診断士として、現場の話しにとことん加わることができるためです。
経営コンサルタントと考えた改善案を実行していくのは、結局のところ現場の担当者さんです。
「高いコンサル料を払って来てもらったが、結局何も変わらなかった」
そういったコンサルタントさんは、現場の理解が得られなかったのかもしれません。
経営コンサルタントは日本にたくさんおられますが、どの業界のコンサルタントであっても、現場の担当者に理解が得られるコンサルタントを選ぶことが必須だと私は考えています。
必要な期限を決め、現場の意識から社内の内製部門の健全化を図る、「内製特化型プロジェクト!」
ぜひ一緒に取り組んでみませんか。
まずはお気軽にご相談ください。