スタッフ

代表コンサルタント 村上英樹 からのご挨拶

【加工コンサル】金型・部品加工業専門コンサルティング、代表コンサルタント、村上英樹

ヨソは出来てるのに、何でウチは出来ないんだろう?

経営者として、あるいは工場のトップとして、このような壁にぶつかったことはありませんか。

当事務所のコンサルティングは、最先端のシステムを導入することではなく、徹底して現場の「人」にスポットを当てるものです。近年、AIやDXといった革新的な技術がもてはやされていますが、実際の加工現場を見渡してみると、まだまだ「一人ひとりが、自分一人分の売上や出来高をあげきれていない」という状況が多く見られます。

技術やシステムというものは、すでにプラスに回っている現場の力をさらに「掛け算」で押し上げるための道具です。マイナス、あるいはゼロの状態に陥っている現場が、システムを入れただけで一発逆転してプラスになるような「魔法の道具」は存在しません。

なぜなら、ものづくりを動かす大前提には、当事者である「現場のマインド」があるからです。

どれほど優れたITツールを導入しても、経営陣だけが必死で、当事者である現場が冷めていれば、システムはただの箱と化します。作業者のマインドや管理体制の甘さが原因で生産キャパが不足しているなら、まずメスを入れるべきは、システムではなく「現場の意識」そのものです。

現場の「定時優先」の裏に潜む、本当に変えるべきこと

今の製造業界において、多くの経営者様が「現場の危機意識の低下」に悩まされています。

過剰な残業を避け、ワークライフバランスを重視する時代になった結果、工場のなかで「今日の差し立て(定時)をどう回すか」ばかりが優先され、肝心の「日あたりの売上(出来高)」を意識せずに仕事を進める現場が増えてしまいました。

しかし、売上を意識すべきは営業だけではありません。

実際にモノを作り、原価をコントロールしている製造現場こそが、売上と利益の意識を持つ必要があります。現場がそこを意識しなければ、新しい仕事を取り込むための「製造キャパ(受注余力)」はいつまで経っても生まれません。

近年、金型メーカーや部品加工メーカーの倒産・廃業のニュースが後を絶ちません。原材料やエネルギー高騰が引き金であることは間違いありませんが、その根底には、こうした「現場のマインドの硬直化」という潜在的なボトルネックが深く関わっていると私は考えています。

「一発逆転の道具」ではなく、自立して稼ぐための「コーチ」として

私は、現場に対して単なる「あるべき論」を語るつもりはありません。 私が提供したいのは、一時的に問題を誤魔化す便利道具ではなく、現場のメンバーが自ら考え、成功している企業の取り組みを実践できるようになるための「基礎体力と応用力を育てるコーチング(家庭教師的な伴走)」です。

強い現場は、「強い企業はどこまでストイックにやっているんですか?」と貪欲に質問してきます。

一方で、内向き思考の現場は「ウチも一応やってます(そこまでではないですが)」と、言い訳に近い自己防衛に走りがちです。その「現場の壁」を突き崩し、利益を上げられる企業のストイックなマインドを、私自身の現場経験を交えて叩き込んでいくことが私の使命です。

当事務所には、他のコンサルタントにはない「3つの掛け算」があります。

  • 金型・部品加工に特化した、30年以上の業界経験を持つ「技術の専門家」として
  • 企業経営・組織運営、財務の専門知識を持つ「中小企業診断士」として
  • あくまで法に準拠した範囲で現場のマンパワーを最大化する「社会保険労務士」として

出来高や品質を上げるための設計・加工の技術課題へのサポートはもちろん、それに付随する「人の問題(人事・労務)」、そして「財務の数値(労働分配率)」までを、一気通貫で総合的に診断・治療できるのが最大の強みです。

また、当事務所は中小企業庁より「経営革新等支援機関」の正式認定を受けておりますので、皆様の経営改善や事業計画の策定も、より公的かつ効果的にサポートが可能です。

このホームページでは、私が長年の現場経験から培った方針やアドバイスをコラムとして定期的に掲載しています。

もし、このメッセージを読まれて「うちの現場を、本気で稼げる強い組織に変えたい」「村上と一緒に取り組んでみたい」と思われましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

現場の最前線で、皆様とお会いできる日を楽しみにしております。

【プロローグ】金型・部品加工業専門コンサルティングについて

現場からベテランが消えている(業界特有の複雑で根の深い問題)

今の製造現場において、非常に多くの中小企業様からご相談いただくのが「40代〜50代の中間世代がすっぽり抜けている」という深刻な状況です。

定年間近の大ベテランと、20代・30代の若手中心で構成された現場では、各企業で脈々と培ってきた技術やノウハウがうまく継承されません。さらに昨今のCAD/CAMを中心としたものづくりのやり方は、職人技能中心でやってきた大ベテランの経験則とは合致しないことが多く、最適なプロセスを若手に教えられないというミスマッチも起きています。

その結果、若手中心で「見よう見まねの非効率なやり方」で何とか凌いでいる現場が後を絶ちません。長年多くの製造現場を見てきた私から見ると、思わず「ええっ!?こんなやり方で加工しているのか……」と絶句してしまうケースも少なくないのが実情です。

「現場の技術」から「経営・組織・財務」まで総合的に治療する

こうした問題は、単に「現場の作業効率」だけの問題ではありません。実は、会社の人事評価制度や組織のあり方、さらには「人件費の割合(労働分配率)」といった財務数値の管理方法とも根深く繋がっています。

世の中には多くのコンサルタントがいますが、現場の機械加工の改善だけを行う人や、補助金申請・手続きだけを行う士業の方では、この複合的な課題を根本から解決するのは困難です。

当事務所は、金型・部品加工業に特化し、「現場の技術改善」と「経営・人事・財務」の両輪を総合的に診断・治療できる数少ない専門家です。

そのため、すでに他のコンサルティング会社や士業の方と顧問契約されている企業様からも、「現場の改善効果が上がらない」とセカンドオピニオンのご相談をいただくケースが数多くあります。

プロフィール

家業の溶接製缶業からモノづくりをスタート。金型メーカーや部品加工メーカーなどで、CAD/CAM・機械オペレーター、および管理業務に23年間従事。多品種生産の現場構築や販路開拓など、加工現場で起こるリアルな課題解決に泥臭く取り組む。

現場実務の経験を積む傍ら、経営・組織運営を体系的に支援するため「中小企業診断士」の資格を取得。さらに、現場のマンパワーを最大化し、法に準拠した健全な組織へと導くため「社会保険労務士」の資格も取得する。

2013年に金型・部品加工業専門の経営コンサルタントとして独立開業。公的機関のコーディネーターや国・県の専門家としての登録実績も持ち、現在は全国の金型メーカー・機械加工メーカーに特化した組織変革および利益最大化のコンサルティングを行っている。

資格

  • 中小企業診断士(経済産業省登録 / 経営革新等支援機関 認定)
  • 社会保険労務士(厚生労働省登録)

技術経歴

プレスメーカーの金型内製部門に勤務。マシニングなど工作機械オペレータや、型組み付け・トライ作業に従事。 
部品切削加工メーカー勤務。2次元・3次元CAD/CAMや5軸マシニング、複合加工機などのオペレーターに従事。技術営業として航空機部品などの販路開拓も行う。 
ダイカスト金型メーカーに勤務。3次元CAD/CAMを用いて、バルブ等の意匠面モデリング及び3次元加工のNCデータ作成業務に従事。 
プレスメーカーの金型内製部門に勤務。金型設計、5軸マシニングなどの機械とCAMオペレーター、組み付けとトライ担当、原価集計システムの構築、ISOの事務局などに従事。 
金型・部品加工業専門コンサルティング事務所を開設。独立開業後は、公的機関のコーディネーターも担当。国や県の専門家にも登録。 
平成24年、中小企業診断士試験に合格(学習期間 1年半)。同年に登録。
令和3年、社会保険労務士試験に合格(学習期間 1年)。

執筆実績

タイトル書籍名出版社名備考
元・金型技術者の中小企業診断士が分析する伸びる金型メーカーの秘訣型技術日刊工業新聞社2014 年 12 月から連載中
コンサルティングのための経営診断(共著)愛知県信用保証協会2015 年
【解説】金型加工用 NC データ作成における省力化のポイントと実例型技術2018年3月臨時増刊号日刊工業新聞社
【総論】部品加工業の CAM 選定のポイントと CAM 工程省力化のアプローチ機械技術2020年11月号日刊工業新聞社
【総論】マシニングセンターにおける段取り作業効率化の考え方と取組み事例型技術2021年3月号日刊工業新聞社こちらから読めます
【総論】現代のプレス金型人材育成に適したホワイトリスト方式による教育方法と事例プレス技術2021年6 月号日刊工業新聞社
プレス工場における多品種小ロット・短納期生産に向けた金型管理のあり方プレス技術 2022年7月号日刊工業新聞社
【総論】金型の高機能・高付加価値化に向けた切削加工技術機械技術 2022年7月号日刊工業新聞社日刊工業新聞社サイトのサンプルPDF
加藤鋼材株式会社様に掲載していただいた本記事のPDFファイル
【解説】CAM選定で失敗しないための2つの着眼点と切削加工現場の先進的加工事例機械技術 2022年11月号日刊工業新聞社
【総論】金型の「汎用化」がもたらすプレス加工の段取り改善と経営効果~多品種少量・短納期に対応するプレス加工メーカーの挑戦~プレス技術 2024年2月号日刊工業新聞社日刊工業新聞社サイトのサンプルPDF
【総論】
金型づくりにおける安全と労働環境の考え方
型技術 2024年4月号日刊工業新聞社日刊工業新聞社サイトのサンプルPDF
【解説】
これだけは押さえておきたい収益力アップのためのコスト管理の考え方
機械技術 2024年7月号日刊工業新聞社日刊工業新聞社サイトのサンプルPDF

セミナー実績例

セミナータイトル主催
プレス金型 設計・製作の基本公益社団法人 大阪府工業協会
金型・機械加工メーカーの【設計・製造・組立】問題解決のツボとコツ日刊工業新聞社
金型メーカーのための【設計・製造・組立】改善・管理のツボとコツ日刊工業新聞社
【マシニング加工・CAM作業】業務改善・管理のツボとコツ日刊工業新聞社
プレス金型 設計・製作の基本日刊工業新聞社
コロナ禍の今、ミドルマネージメント層へ向けた人材育成福岡県工業技術センター
金型・切削専門のコンサルタントが語る、ものづくり・人材育成三重県産業支援センター
金型・切削加工で儲けるための管理指標とその改善・向上のための取り組み三重県産業支援センター
品質と生産性を改善する金属加工技術の標準化と伝承Tebiki株式会社
その他