【金型メーカーのCAM選び】設計のCADと同じCAMが良いのか、そうでないのか?

設計のCADと同じCAMが良いのか

【金型メーカーのCAM選び】設計のCADと同じCAMが良いのか、そうでないのか?

最近は、プレス金型のパンチ・ダイに使用する新たなダイス鋼、SLD-fのテスト加工を手伝うため、私自身クライアント企業にて、直にCAMを操作してデータ作成をお手伝いすることがあります。

その中で感じることは、設計で使用する3次元CADに付属されているCAMを使用する場合と、できなくもないですが基本的に設計には使用しないCAM専用のソフトを使用した場合とで、作業性について多少なり違いを感じることです。

なお今回は、2次元ではなく、3次元のCAMにスポットを当てています。

今回、CAD付属のCAMとしてはVISIを、CAM専用のソフトではhyperMILLを使い、同じようなワークでそれぞれNCデータを作成しました。

あくまで私個人の感想なんですが、CAM操作の作業性という点ではCAM専用ソフトの方が、色々な点で楽だなと思いました。具体的な操作の違いだけでなく、直感的なところも含めですが。

ただしCAM専用ソフトの方では、CADモデルを中間ファイルに変換した受け渡しがあるので、この楽だと感じる部分が、その手間を上回るだけのメリットになるかどうかは、使い勝手を測るポイントの一つにはなるとは思いますが。

続きを閲覧するにはログインが必要です。会員の方はログインしてください。 新規会員登録はこちら

銀行振込でも可能です。また本サイトで本をご購入いただいた方も有料会員に登録できます。
詳しくはこちらをご覧ください。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次