【今さら聞けない】金型メーカー・部品加工業のIOT、それ本当に必要ですか?

IOT本当に必要ですか

【今さら聞けない】金型メーカー・部品加工業のIOT、それ本当に必要ですか?

先日、理論政策研修という中小企業診断士の資格を維持するために毎年一回必ず聴講しなければならない研修を受けてきました。

その中で、製造業は生産性向上のためにIOTを積極的に導入していきましょうと、行政の人が声高に言っておりましたが、これは全ての製造業に当てはまるのでしょうか。

私は以前から金型メーカーと多品種少量・一品生産の部品加工業には、IOTはあまり意味がないと思っていました。違う言い方をすると、高いお金を払ってまで導入する意味はないということです。

先ほどの研修でも言っていましたが、製造業がIOTを導入する、つまり工作機械をネット環境に接続し、リアルタイムで稼働状況を見える化すると、その稼働率の低さに驚くという、いつもの決まり文句が出てきます。

ここで私は思うことがあります。

  1. 稼働率の高い低いは、そもそも計画(差し立て)の問題で、それが計画どおりいったか、そうでないかだけでしかない。
  2. そもそも稼働率は高くなくてはいけないのか?

この2点です。

それぞれどういうことなのか、具体的に見ていきたいと思います。

① 稼働率の高い低いは、計画(差し立て)の問題

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