【今さら聞けない】不良トラブルの発生確率、どのくらいで考えてます?
今回のテーマは、主にマシニング加工を題材として、発生してしまった加工トラブルについての統計的な話しではなく、起こるかもしれない加工トラブルに対し、どのくらいの発生確率で考えているか、その発生確率に対してどのような対策をとっているか、そういった内容についてとりあげます。
具体的には、スローアウェイカッターを夜間の無人運転の加工に使用するかどうかという事例において、前述したような加工トラブルの発生確率に対し、どのような対応をとるのかについてまとめてみました。
まず、多くの金型メーカーや単品部品加工業で使われているスローアウェイカッターですが、例えば夜勤などがない場合、夕方に次のワークの段取りをして、大荒取りのためにチップ交換式のスローアウェイカッターの加工を仕掛けて、そのまま「お疲れ様~」と、無人加工として帰宅しますでしょうか。
私の経験も含め、これまで見てきたケースでは、次のようなパターンの対応がとられています。
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