AIのCAD/CAM、それ本当に導入しても大丈夫ですか?

IOTの活かし方は業態によって異なる?

AIのCAD/CAM、それ本当に導入しても大丈夫ですか?

今回のタイトルの質問は、実際にとあるクライアント企業さんでさせてもらった質問です。

AIでマシニングセンター向けのNCデータを自動作成するというCAMの導入を検討していましたので、極めてソフトに、今回のコラムタイトルの質問を投げかけました。

極めてソフトに・・・というのは、他人が欲しいというものを第3者が強く反対はできないためです(嗜好品の感覚でしたら、人が何を買おうと自由ですので)。

ですが、自動化によって生産性を高めようという目的でしたので、私は現実を見て「ちょっと待った!」と言いました。

具体的な商品名は伏せますが、STLデータを解析して工具選定と共に加工軌跡を自動生成するというものでした。

このSTLデータというのがまた疑問でして、「このソフトを実際に導入することについてどう思われますか?」という質問を受けましたので、逆に次のような質問をさせてもらいました。

例えば、あるポケットもしくはボス形状(凸形状)があったとして、その寸法公差が±0.3ミリという粗い公差なら、私はスローアウェイカッターなどで仕上げ代もつけずいきなり仕上げて最短の加工時間を狙いますが、もし±0.01ミリという厳しい公差ならもちろん仕上げ代を付け、荒取りと仕上げで工具も分け、途中で寸法確認も入れながら慎重に仕上げます、こうした手順の違いは、STLデータのモデルからどのように自動判定されるんですか、と。

続きを閲覧するにはログインが必要です。会員の方はログインしてください。 新規会員登録はこちら

銀行振込でも可能です。また本サイトで本をご購入いただいた方も有料会員に登録できます。
詳しくはこちらをご覧ください。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次