【自己啓発シリーズ④】金型メーカー・部品加工メーカーの処世術(勝ち組社員になるために)

責任感や使命感の薄い社員にどう対処する

【自己啓発シリーズ④】金型メーカー・部品加工メーカーの処世術(勝ち組社員になるために)

【テーマ】自分の意見を通したい人は早く偉くなりましょう

今回の内容を読んだ後に取り組める実践ワークは次のものになります。

  • あなたは今お勤めの会社の制度・規定に何らか提案したいこと(不満に思っていること)はありますか?もしあれば何でもいいので挙げてみてください。
    (例:出勤時間、休憩時間・回数、評価制度、給与体系・手当など、退職金制度、営業方針、等々)
  • 役職者になるために必要となる知識は何だと思いますか?
  • 役職者になるために必要となる能力はどのようなものだと思いますか?

今回のタイトルですが、このコラムの読者の方で、ご自身がお勤めの会社の制度設計や管理の仕組みについて、「自分の考えがある」「意見を通したい」といった強い前向きな想いを持つ一般社員の方もおられると思います。

そうは言いましても、近年社内の風通しの良さが求められ、一般社員の方々からの貴重な意見もできるだけ聞くといった風潮になってきており、「意見を通したいなら早く偉くなろう」という、この言葉も以前よりは聞かれなくなってきた感じもあります。

それでも、一般社員の方と「長」が付く役職に就いている方とは一体何が違うのかですが、まず「決定権」を持っている点が異なります。

今は一般社員さんでも色々と意見が言える時代です。ですが、それを採用するかどうかの決定権については、経営幹部の方や部長級、課長級の方々などが握っています。

わかりやすいのは、工具などの消耗品や備品などのモノが買える金額が、役職の序列によって決済できる金額が変わっていくのが一般的です。一般社員の方は、これを買って欲しいと提出したり稟議を上げることになります。

したがって、会社に役立つ工具や治具を自分の判断で購入決済したいとか、もっと大きなことでしたら、会社の制度設計や管理の仕組みなどについて、直接自分の考え方を経営幹部に伝え、変革させていきたいと思えば、やはり「偉い」立場になることが必要になってくると思います。

昇進していくために望ましい考え方

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