人材育成の前提となる「ブラックリスト方式・ホワイトリスト方式」という考え方
金型メーカーや部品加工メーカーでの人材育成を進めていくにあたり、私が大前提としていることがあります。
情報セキュリティ分野には「ブラックリスト方式・ホワイトリスト方式」という考え方がありますが、これは何かというと、インターネットにおけるファイアウォールなどで不正アクセスを防ぐ手段として用います。
アクセスを許可するアドレスやアカウントを事前に決めておく方式が「ホワイトリスト方式」で、逆にアクセスを遮断するアドレスやアカウントを決めておく方式が「ブラックリスト方式」です。
違いがお分かりいただけますでしょうか。
セキュリティ効果が高いのは、事前に許可されたものだけしかアクセスが許されない「ホワイトリスト方式」の方です。
「ブラックリスト方式」は、もし管理者側が気づいていない悪意ある侵入者があり、その登録が漏れていれば、その侵入を許してしまうことになります。
逆に「ホワイトリスト方式」は許可されていなければ、不正ではないアクセスも全て遮断してしまうリスクはありますが、不正侵入のリスクは極めて低くなります。
情報セキュリティの解説ではないので、ここまでにしておきますが、まずはホワイトリスト方式・ブラックリスト方式の違いについてご理解いただければ幸いです。
これが金型メーカーや部品加工業での人材育成とどう関係するかと言いますと、
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