部下の「見せ場」を奪っていませんか？上司の言動が金型・部品メーカーの業績に与える影響
今回は、部品加工メーカーや金型メーカー向けに、上司と部下の関係について書いてみたいと思います。
特に、ミーティング上での上司の発言が部下のモチベーションに与える影響について考えてみたいと思います。
ミーティングにおける上司の発言が部下のモチベーションに与える影響
例えば、私がコンサル先の企業で、現状の加工・設計方法についてヒアリングしている場面や、新しい設計や加工、組み立てのやり方を採用していこうとなった段階において、その仕組みやルールを、実際に作業していく一般の作業者も含めて決めていこうとする話し合いの中で、上司のかたが「答え」となる意見を、我先にと全部先に言ってしまうといった状況があります。
こういったことが全ての原因とは言いませんが、こういった会社では、一般作業者の方々のやりがいや張り合いが失われてしまっているなぁと思うことが多いです。
また、こういった会社の一般社員の方々は、ミーティング上での発言はほとんどありませんし、改善に対しても積極的な参加が見られないばかりか、そもそもモチベーションが高くない、または不平不満が多い、といった状況も見られます。
このように、ある意味、部下の人たちの「見せ場」を取ってしまう傾向が強い（もちろん意識的にではないと思います、あくまで結果的にです）、上司のかたと普段の会話をさせてもらうと、あることに気付きます。
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