【自己啓発シリーズ⑬】金型メーカー・部品加工メーカーの処世術(勝ち組社員になるために)

【改訂版】責任感や使命感の薄い社員にどう対処する?
目次

【自己啓発シリーズ⑬】金型メーカー・部品加工メーカーの処世術(勝ち組社員になるために)

【テーマ】処世術的にも人の悪口は言わない方がいい(悪口を言う人の本質)

今回の内容を読んだ後に取り組める実践ワークは次のものになります。

  • あなたはどちらかと言うと、人の悪口を言ってしまう方ですか、それとも言わない方ですか。
  • 特に職場において、他人の悪口を言ってしまう人は、なぜそうなってしまうと思いますか。

さて今回のコラムは、シンプルに「人の悪口は言わない方がいい」になります。

が、このコーナーらしくもう少し付け加え、「処世術的に」人の悪口は言わない方がよく・・・それは、どういった理由からなのかということで見ていきたいと思います。

まず、このシンプルなタイトルと、金型メーカーや部品加工メーカーのお仕事にどんな関係があるかですが、一般的によく言われる、人の悪口を延々と言っている人が持つ本質として、「自分に自信がないから」というところがあります。

なぜ自分に自信がないことで人の悪口を言い続けるのか、その理由ですが、悪口を言い続ける人は、その対象とする相手と自分を比較して、相手の評価を自分よりも下げれば、少なくとも自分の評価は維持できて、落とさなくて済むと考えているところがあるようです。

例えば、自分が叱られたときなど「・・・でもあの人はもっと良くないですよね」と、自分だけが非難されることを回避しようとしたり、自分だけが悪いわけじゃないと矛先を他者に逸らそうとする行為などが見られます。

また、叱られたときに限らず、何かと自分以外の社員の粗を探しては、普段から吹聴し続けていたります。そうすることで、自分の地位や立場を守ろうとする言動が見られたりします。

こういった人、残念ながら金型メーカーや部品加工メーカーにおいては結構「あるある」なんですよね。

逆に、他人との相対的な比較ではなく、絶対的な価値感で自分に自信がある人ほど、人の悪口は言わないものです。

自分の短所・欠点から目を背けていることが良くない

これに似た言動として、「ヤ○キー」の人に見られる特性があります。

あくまで心理学など書籍での一般論ですが、ヤ○キーの人の本質は「相手を威嚇・攻撃することで現実逃避している」というところがあります。ここでいう「現実逃避」とは、自分のことを見なくて済むということです。

つまり周辺の人間を威嚇したり暴力をふるったりすることで、自分のことを見ないようにしていることになります(そういった威嚇や暴力を振るう、如何にもなヤ○キーは今はいないかもしれませんが)。

人間は、自分の弱さ・欠点を認めるところから成長が始まると言われていますが、そこを現実逃避しているため、一般人と比べ人間性が成長していない人が多いと思われます。

一方、元ヤ○キータイプの人は、そのあたりが解消されているのでしたら、対人関係にも臆さないことで、むしろコミュニケーション能力が高い人が多く、処世術的にプラスに働くことが多いです。

さて、私はこの「弱さ・欠点を認める」ことについて、金型メーカーや部品加工メーカーの現場も同じだと思っています。

つまり、仕事上のスキルや知識など、苦手とすることや知らないことについて欠点や短所を認め、できる限り克服して行った方が、自分個人だけでなく会社としても成長していけると考えています。

そもそも私は、会社の業務改善などの場面でよく言われる「短所を治すよりも長所を伸ばしていけばいい」というのは、金型メーカーや部品加工メーカーにおいては、厳しい言い方ですが「まやかし」だと思っています。

その理由は、金型メーカーや 部品加工メーカーで生産性を上げるための「多能工化」は必要不可欠で、そこで働く人皆が皆、長所や得意な作業だけやっていたら、偏りができ、バランスの悪い体制になる可能性が高く、会社全体で成果をあげる多能工の仕組みを作るのが困難になってしまうと思われるためです。

したがって、金型メーカーや部品加工メーカーでお仕事をする人たちが短所をそのままにしておくことは、多能工化がうまく進まなかったり、望ましい体制が作れないリスクがあることになるわけです。

その代表的なものとして、パソコンとか機械が苦手といったものがあります。

こういった苦手や短所を放置していると、会社に「あれがやれない」「これがやれない」が増えてきて、これも金型メーカーや部品加工メーカーの「あるある」なのですが、「やらなければいけない仕事は山ほど残っているのに、今やれる人がいない」と言った状況が生まれてきます。

これを解消する方法が、バランスのとれた多能工化であって、皆が好きな作業、得意な作業を好き勝手やるというのは、本来の効果を得るための多能工化とは言い難いところがあります。

これについては、処世術というテーマで扱うよりも、組織向けの本編コラムで、3段階の多能工化という内容を紹介していますので、もしよろしければ、そちらをご覧ください。

まとめ(勝ち組社員になるために)

さて、今回の内容をまとめると、伝えたいことは次の2つです。

  • 自分の付加価値を、他人との相対的な価値感で比べて見ても構わないが、相手が落ちれば自分が上がるという発想はやめるべき。
  • 自分の短所と向き合う(認める)ことで成長できる(人間性も仕事で使うスキルも)。時間がかかっても会社への貢献につながる克服なら実行していくべき。このご時世その方法・手段は色々とある。

ちなみに私は、2つの士業の資格をそれぞれ1回のチャレンジで合格していますが、その秘訣は自分の欠点に向き合ったことだと思っています。

試験勉強と現場の仕事を一緒にはできませんが、資格試験を狙った1回で確実に成功させるためには、長所を伸ばして・・・などと言っていると、それはたまたまうまくハマった問題が出ることを願うギャンブルになってしまいます。

どんな問題が来ても確実に対応するためには、むしろ短所の方に向き合って、自分の苦手を無くしておくことが、こうした1回でチャンスをモノにしていくためには不可欠だと思っています。ちなみに仕事でも勉強でも、長所は黙っていても勝手に伸びていくもので、短所こそ意識して向き合わないとダメだと思っています。

ですから、会社で成果をあげる体制づくりにおいても、個人の能力を引き上げる点においても、着眼すべきはむしろ欠点や短所であって、その弱点を長所にまで引き上げるまではいかないまでも、そこが致命的な弱点(アキレス腱)にしないことが重要だと思っています。

仕事の上での私の短所は、以前このコーナーのコラムにも書きましたが、瞬発的な発想力だと認識しましたので、毎日フラッシュ暗算で脳の回転力を上げるトレーニングをしました。ちなみにフラッシュ暗算が脳の回転力を上げる効果があるか根拠は知りません。自分がそうしたいからやっているだけです。

さて、これを読んでいただいている読者の方はいかがでしょうか。

人の悪口を言う言わないにかかわらず、ご自身の短所・欠点に向き合えていますでしょうか。

参考になれば幸いです。

※ 会社ごとに評価の基準も異なるため、本内容は結果を保証するものではありませんのでご了承ください。

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金型・部品加工業 専門コンサルティング
代表:村上 英樹(中小企業診断士)
愛知県刈谷市 TEL 0566-21-2054

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