金型・部品加工メーカーの現場におけるOODAとPDCA共存の必要性について

金型・部品加工メーカーの現場におけるOODAとPDCA共存の必要性について

金型・部品加工メーカーの現場におけるOODAとPDCA共存の必要性について

先日、あるクライアント企業で実施した「マクロ分析」において、加工現場の生産性を阻害する根深い課題と、その解決に向けた大きなヒントを発見しました。

結論を先に述べれば、多くの現場では計画遂行のためのPDCAサイクル、いわば「守りのマネジメント」に意識が偏るあまり、利益を最大化するためのOODAループ、すなわち「攻めのマネジメント」の視点が欠如しているという問題です。

本コラムでは、守秘義務に抵触しない範囲で、その所感を共有させていただきます。多くの製造業の現場に共通する課題だと考えますので、ぜひ自社の状況と照らし合わせながらお読みいただければ幸いです。

俯瞰して見る「マクロ分析」の威力

まず、私がクライアント企業と共に行う「マクロ分析」についてご説明します。これは、個々の作業内容の正確性や効率性を動画で詳細に分析する「ミクロ分析」(例:マシニングセンターの段取り作業、NC旋盤の工具交換など)とは対極にあるアプローチです。

あくまで当事務所で用いている表現ですが、マクロ分析とは、現場全体を俯瞰し、作業者やワークの「移動」に焦点を当てる分析手法です。 IE(インダストリアル・エンジニアリング)における工程分析の考え方に近いものですが、その目的は、動線の最適化、ムダな往復の排除、そして掛け持ち作業が効率的に行われているかなどを洗い出すことにあります。

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