【マシニング加工条件の身近にあった問題】もしかしたら灯台の下が暗くなっているかもしれません

【ショートコラム】労働環境がサイコーの会社とは

【マシニング加工条件の身近にあった問題】もしかしたら灯台の下が暗くなっているかもしれません

先日ある金型メーカーさんのマシニング加工現場を見させてもらったのですが、あまり今ドキとは言えない工具を使っていたうえ、その加工条件がとても遅く、その経緯をお伺いさせてもらうということがありました。

こちらの会社では、金型を設計をしている設計者の方が、そのままCAMを使って、マシニングセンターやワイヤーカットの加工データを作り、それを現場の機械オペレーターに提供するというスタンスをとっており、その設計者の方に言わすと、工具が折れたとか、加工中ワークが動いてしまったなどのフィードバックがあるたびに、加工条件をどんどん落としていった結果、今のかなり遅い条件になってしまったとのことでした。

深い溝が入り組んだような厳しい加工などであれば仕方ないとして、こちらの会社の金型は、一般的な厚さのプレートを重ねて合わせて構成する金型構造でしたので、頻繁にワークが動いてしまうような過酷な加工は多くないようでした。

一方、こちらの加工現場は、これまで何度か見させてもらっていたのですが、私の方から毎回ある問題を指摘させてもらっていました。

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