混同していませんか?コストダウンに対する2つのアプローチ
金型メーカーや部品加工メーカーにおいて、提案制度などを設けて、日々改善に取組まれている企業さんは多いです。
これはとても素晴らしいことだとは思いますが、そのわりになかなか成果を出すことが難しく、経営が良くなったとか、部門利益がどんどん増えた!という話はあまり聞きません。
今回はその実態、理由について触れていきたいと思います。
まず改善活動を積極的に実行している会社さんには、前提として「できるだけ安く作るように」という指示がトップから出ていることが多いです。
これはこれで必要なことですし、望ましいトップダウン指示だと思いますが、この「安く作れ」には2つのアプローチがあり、多くの会社さんでこれをごっちゃに混同してしまっているという問題点があります。
この「安く作れ」のアプローチとは次の2つを指します。
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