御社はどちらの流派?平面研磨における2つの反り取り手順

「いくらで作るか」という意識の重要性について

御社はどちらの流派?平面研磨における2つの反り取り手順

今回のタイトルですが、プレートなどを平面研磨加工する際、最近は反り取りシートなるものが市販されておりまして、この議論を現場ですることも減ってきました。

そもそも一番最初の面を研削する際、反りのことが全く考慮されず、また研削加工し終わったものを定盤の上に乗せると、くるくると回る状態になってしまい、反りが全く取れておらず、そのまま後工程のワイヤーカット加工などに渡されているという状況をよく見かけましたので、今回のテーマを書きました。

「流派」というのは少し大げさだと思いますが、たしかに最初の1面目を加工する際、私が多くの現場を見てきた中では、その乗せる方向が2種類に分かれていたのです。

実はその2種類どちらであるかは全然問題ではないのですが、今回お伝えしたいことの本質は、まず反りを取ることは意識しましょうということです。

流派と言いましても大した話ではなくて、下図のように、最初の1面目を研削するにあたり、反りの方向をどちらにして機械のテーブルに置くかというだけのお話しです。

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