【自己啓発シリーズ①】金型メーカー・部品加工メーカーの処世術(勝ち組社員になるために)

責任感や使命感の薄い社員にどう対処する

【自己啓発シリーズ①】金型メーカー・部品加工メーカーの処世術(勝ち組社員になるために)

【テーマ】あなたのキャリアアップの考え方はどちらのタイプですか(短期タイプか長期タイプか?)

今回の内容を読んだ後に取り組める実践ワークは次のものになります。

  • ご自分のキャリアアップの考え方は、短期タイプですか長期タイプですか?
  • これまでの行動や考え方のどういった点で、どちらのタイプだと思いましたか?
  • 金型メーカーや部品加工メーカーでお仕事をするうえで「何をやりたいか」は明確になっていますか?

私がこれまで見てきたところ、金型メーカーや部品加工メーカーでお仕事をされる方々は、自分自身のキャリアアップの考え方について、次の2つのタイプに分かれていると思っています。

  1. 短期で考えるタイプ。今の毎日をできるだけ充実したり楽しくなるようにしていきたい。苦しい環境であれば、すぐに何とか改善したいなど、「今」の日々に着眼して、すぐに改善していこうとする人。
  2. 長期で考えるタイプ。自身の長期目標を設定し、その実現のためには「今」は苦しくても仕方がないと割り切る人。

①のタイプの人は、例えば転職が多い人です。今はネットで簡単に情報が探せる時代ですので、今の職場環境について給料が希望する額に合わないとか、人間関係が良くないとか、そもそも担当する仕事が自分に合わないといった場合に、より望む環境を求めて活動をしていく人が挙げられます。もちろん短期で環境を変えていくことは転職に限ったことではありません。

一方、②のタイプの人は、将来やりたい仕事、例えば幹部社員になりたいとか、ある一つの仕事を極めたいとか、何かやりたい事業があるなど、何らかの将来目標を設定し、そこに至るまでの下積みが苦しいものであっても、それは必要なものだと割り切るタイプの人です。
イメージしやすいのは、著名なスポーツ選手でしょうか。将来プロ選手になるため、野球ではメジャーリーグにいくためなど、苦しい練習や下積み期間は、計画的に通過点だと考えている人が多いのではないでしょうか。

さて一見、②の方が社会人として望ましいように見えますが、まずどちらが良いかは一旦置いておいて、自分はどちらのタイプなのか、そしてこのコラムタイトルの通り「勝ち組社員になる」ためには、自分のタイプを認識したうえで、日々の行動にきちんと意味付けをしていくことが重要だと思っています。

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