儲かる日報とそうでない日報―1日の活用状況を知る(型技術2023年5月号掲載)

2つの日報のタイプについて

儲かる日報とそうでない日報―1日の活用状況を知る(型技術2023年5月号掲載)

筆者はこれまで多くの金型メーカーや部品加工メーカーの現場を見てきたが、そこで使われている作業日報をまとめると、2種類のタイプがあり、また会社ごとの運用パターンには3種類あることがわかった。

さらにその日報のタイプにより、儲かっている会社が共通して採用している日報と、出来高が上がらない会社に共通している日報とに分かれることもわかった。

今回はその理由についても見ていきたいと思う。
まず2種類のタイプの日報とは、次のようなものになる。

  1. 個別の加工部品にそれぞれ添付して、その部品に何らかの作業が行われると、その作業した日付と共に、作業した担当者名と作業種類と、工数を記入又は追記していくもの。
  2. 各作業者が毎日、自分が作業した加工部品ごとに、作業種類と工数を記入し提出するもの。

この2種類にどのような違いが生まれるのか、具体的に見ていきたいと思う。

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