【今さら聞けない】ミス防止にもつながる「すいませんでした」の本当の意味
先日ある企業さんであったエピソードなのですが、些細な用件で頻繁に電話などで問い合わせをされる担当者さんがいたため、翌週対面するときで済むことはそのときにしてほしいとお願いしたところ、そのことについて社長さんが謝ってくれたのですが、その後ある違和感を覚えました。
この「先生、すみませんねぇ、ウチの〇〇がしつこくしてしまって・・・」は、もう2回聞いたけど、その後改善される様子がない・・・。
そもそもこの「すみません」「すいません」はどういう意味だろう、と考えました。
このとき、「すいません(すみません)」という言葉を発する人には、2つの意味があると気づきました。
一つは、免罪符的な意味合いです。
「すいません」を発した人が、その相手から「わかりました、いいですよ」という言葉をもらったら、今日、今この瞬間までに迷惑をかけたことに加え、以後同じ迷惑をかけることも許してもらえると解釈することです。
ですから「すみませんでしたねぇ」→「(相手)はい、わかりました、いいですよ」となると、「じゃあ、今後も大丈夫だな」と勝手に過大解釈してしまうということになります。
もう一つは、あくまで過去までのことについてだけ許す、ということです。
「すいませんでした」に対して、相手が発する「はい、わかりました」の意味は、過去のことは水に流します、でも以後は同じことはしないようにしてくださいね、という意味になります。
一般常識としては、後者が普通だと思います。
前者は、勝手な過大解釈と言えるでしょう。
これは加工現場でイージーミスをしょっちゅう起こす人が持つ、性格の一つだとも思っています。
不具合・不良を出して、上司・先輩に怒られ、「すいませんでした」と謝り、その上司・先輩は「わかった、次からは気を付けてくれよ」と、そういったやりとりがよくされますが、
許してくれたということは、そのときの不良・不具合を寛大な気持ちで許してくれたのであって、もちろん次からのミスまで許すと言ったわけではありません。
ですが、この過大解釈してしまう人は、一度許してもらえると、今後も謝れば許してもらえる「免罪符」がもらえたと解釈してしまうのかもしれません。
まとめになりますが、違和感と言うか、人間関係を悪くしてしまう要因として、この免罪符をもらったと過大解釈する人と、一般常識を持った、あくまで過去のことについてのみ許すと解釈している人とのギャップがあると思います。
ですから私は今後、次のような言葉で確認をしようと思っています。
「すいませんねぇ」→
「わかりました。ですがその「すいません」は、「今まですみませんでした、以後は気を付けます」という意味なのか、「申し訳ないですけど次からも続けますよ」なのか、どちらでしょうか。もし後者でしたら「わかりました」とは言えないのですけど」と。
よく会話に出てくる、「あの人は謝ればそれで済むと思っている」というのは、やはり「 免罪符をもらったと過大解釈する人 」であり、言葉が軽いと思われる人です。
やはり「すいません」と謝るということ、つまり「悪い」と思っているなら次からはやめて欲しい、というのが相手の人間が思っていることであり、これが基本だと思います。
反面教師ではないですが、 「あの人は謝ればそれで済むと思っている」 と思われないよう、相手に悪いと思ったこと・少なくとも一度謝ったことは繰り返さないよう気を付けたいたいものです。
参考になれば幸いです。
金型・部品加工業専門コンサルティングからのご案内
ホームページの技術コラム本の第9巻が発売されました!

設計部署や製造現場、管理部署にぜひ一冊。
経営者や部長などマネージャー職の方々から、悩める現場リーダーへのプレゼントにも最適です。
くわしくはこちらのページからどうぞ。
【動画セミナーDL販売】現場リーダーのための「稼ぐ力」養成講座
大手セミナー会社向けに制作したコンテンツを、安価に一般販売いたします。
金型・機械加工など単品・小ロット品加工の「現場リーダー」向けの動画セミナーです。

- 教材構成:約300ページ分のスライド資料をもとに制作された解説動画
- 学習時間:動画+演習で約6時間(367分)
- 目的:現場リーダーが 数字に強くなり、成果を見える化できる力を養うこと
- 特徴:目標管理・不具合対策を中心に実務直結のスキルを習得
- 形式:動画(mp4)+PDF資料
- 割引:通常価格50,000円 → セット購入で50%OFF:25,000円(税込)
【改善・管理の上級編】セミナー動画が発売中です【お得なDL版あります】

過去に大手セミナー会場で、代表コンサルタントが講師として登壇した内容をZOOMで再収録しました。
内容は、加工や管理における上級コースとなります(基礎知識はすでに持っておられる方向けになります)
動画セミナーですので、いつでも何人でも受講でき、長時間一気に受講する必要もありません。隙間時間を有効に使って受講できます。
お買い求めしやすいダウンロード版もございます。
くわしくはこちらのページからどうぞ。
【書籍販売中です】経営が厳しい金型メーカーのための本
このホームページに掲載している多くの技術・管理コラムから、経営が厳しい金型メーカーのために、大きな投資に頼らず、意識面や仕事の取り組み方などから改善改革していける方策に関するコラムを集めた本をつくりました。
こちらの書籍を販売しております。内容は、366ページの大ボリュームとなっております。

ぜひ社員の皆さまで読んでいただければと思います。また、金型メーカーを支援される金融機関や公的機関、会計事務所やコンサル会社でお勤めの方々にも、読んでいただければ幸いです。
詳しくはこちらのページからどうぞ。
YouTubeを使った上級セミナーを配信中です

金型メーカー・部品加工メーカーにおける、個別テーマの上級セミナーを配信しております。
YouTubeによる動画配信ですので、ネット環境があればいつでもどこでも視聴できます。
くわしくはこちらのページからどうぞ。
「金型メーカー・機械加工業のための管理職育成マニュアル」発売中です

当サイトの管理職育成ルームに掲載しているコラムを集めて編集したものになります。
金型メーカーや機械加工メーカーで、新たに管理職になられる方や、すでに管理職としてお仕事をされている方向けに、ストーリー形式で、心構えから具体的に取り組む業務内容まで、幅広くまとめております。
くわしくは、こちらのページからどうぞ。
「金型メーカー・部品加工メーカーにおける処世術」が発売中です
こちらの書籍は、金型メーカーや部品加工メーカーにおいて、国内全体で賃上げの機運が高まる中、勤める会社に貢献しながらも、ご自身の付加価値・市場価値を高めていこうとされる方々の一助になるような内容をお届けすることを目的としています。

「処世術」をテーマにした一般書籍はたくさんありますが、主にホワイトカラー向けのものが多く、金型メーカーや部品加工メーカーのお仕事ですぐに使えるものが少ないと思っています。
一方この本では、金型メーカーや部品加工メーカーの現場「あるある」を題材にしており、そこでお仕事をされる方々に身近なわかりやすい内容にしております。
簡単なワークも掲載していますので、社内研修にもお使いいただけます。
詳しくはこちらのページからどうぞ。
「金型メーカー・機械加工業のための自己診断ハンドブック」が発売されました!

私がコンサルティングの初回訪問時や、無料診断サービスにおいて、訪問先企業の製造現場で確認する項目を解析付きで紹介しています。
金型メーカーや部品加工メーカーに皆さまに、自社をセルフチェック(自己診断)するために使っていただければと思っております。
くわしくはこちらのページからどうぞ。
2パターンの技術セミナーレジュメを販売いたします

日刊工業新聞社さん主催で行われた、機械加工メーカー向け、金型メーカー向け、それぞれの技術セミナーで配布されたレジュメを販売いたします。どうしても遠方で参加できないといった方や会社さまより、レジュメだけでも使いたいとリクエストがあったためです。
当事務所のホームページに掲載されているコラムの内容がベースとなっておりますが、それとの違いとしては、具体的計算と事例ワークなどを盛り込み、ホームページよりも手厚く解説しております。
本来レジュメと言いますと、図やイラストがほとんどで、言葉による文章が入っていないイメージがありますが、本レジュメはそうではなく、復習がしやすいよう、多くが文章で構成されており、1人で読み進めることができます。
くわしくはこちらのページからどうぞ
ミドルマネジメント層向け人材育成セミナーのレジュメを販売いたします

ミドルマネジメントの人材育成のテーマで、講演をさせていただいた際に作成したレジュメ(当日映写したパワーポイントファイルと同じものです)を販売いたします。
日程や生産管理、品質管理だけが幹部・管理職の仕事ではありません。儲けるためのマネジメントが必要です。
そういった視点や意識を持ってもらうためのきっかけとしてオススメの一冊です。
くわしくはこちらのページからどうぞ。
4コマ漫画ギャラリーを開設しました
コラムページにプロローグとして添付している4コマ漫画を集めたページを開設しました。

こちらをクリックすると入れます

コラム投稿者
金型・部品加工業 専門コンサルティング
代表:村上 英樹(中小企業診断士)
愛知県刈谷市 TEL 0566-21-2054
