【自己啓発シリーズ⑥】金型メーカー・部品加工メーカーの処世術(勝ち組社員になるために)

【改訂版】責任感や使命感の薄い社員にどう対処する?
目次

【自己啓発シリーズ⑥】金型メーカー・部品加工メーカーの処世術(勝ち組社員になるために)

【テーマ】嫌~なことこそコツコツと・・・

今回の内容を読んだ後に取り組める実践ワークは次のものになります。

  • あなたは、外部の人と対等に話せるだけの知識武装が充分に出来ていると思いますか?
  • 何か毎日の習慣としてやっていることはありますか?
  • 上記で「ある」とお答えされた方は、その中に「勉強」はありますか?

自己啓発シリーズ⑤では、特に外部の人と対等に話ができるための準備として、書籍や研修などで専門知識を身に付けておく方が望ましいという内容を含めて書かせてもらいました。

とは言え、研修はさておき、専門書籍を読む、つまり「勉強」自体は、もちろん好きな人もおられると思いますが、嫌いな人も多いのではないでしょうか。私自身も勉強は本当は好きではありません。

私も趣味でプレステなどのゲームをやりますので、プライベートな時間は、もちろん勉強よりゲームをしていたいです。

では、金型メーカーや部品加工メーカーで働く人の多くが、嫌いだと思われる「勉強」ですが、これにどのように取り組んでいくかが、今回のテーマです。

やった方がいいのはわかるが、勉強が楽しくない人もどうやって取り組むか

ここで今回のテーマタイトルが出てきます。

士業の国家資格を2つ取った私ですが、別に勉強が好きだというわけではありません。むしろ嫌いです。

ですから、さすがに資格の受験勉強となれば最小限の時間で、というわけにはいきませんが、普段の情報収集のための読書は、細切れ時間に細分化して、最小限の時間でやっています。

具体的には、毎朝朝食前の45分間を読書の時間に充てています。1冊を45分読んでいると飽きるので、キッチンタイマーを使って、1冊5分ずつ数種類の本を読んでいます。

これを毎日の習慣にすることで、僅かな時間でも効果が得られるようにしています。リーマンショックのときからですから、かれこれ14年近く続けていることになります。

嫌なことこそ、小さく分散して続ける。この方法なら何とか続けられます。

一気にやろうとすると嫌になったり飽きてしまったり、そもそもまとまった時間が取れるまで始められなかったりと、悪いことの方が多くなります。

冒頭のお話しに戻りますが、この方法で、専門書籍の読書を1日5分、読むことから始めてみてはいかがでしょうか。これなら大きな負担はなくて、始められると思います。

5分だけとは言っても、1か月もすれば、かなりのところまで読むことができます。

金型メーカーや部品加工メーカーのコンサルティングにおいても、多能工化の取り組みとして、初めてCAD/CAMを習得してもらう際にも、この細切れ時間勉強法はオススメしています。

ちょっとした隙間時間、例えば、1日15分とか作って練習してもらう方法です。これなら忙しいときでも、何とか時間を捻出できるのではないでしょうか。

ポイントは毎日続けることです。間を空けると忘れてしまいますので。チビチビと毎日続ける、少しの時間なら、忙しくても時間は作りやすい、というのがポイントです。

汎用的なビジネス検定にチャレンジしてみては

さて、勉強の習慣がついてきたら、検定試験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

しかも、現場で使う資格や免許ではなく、社会人として汎用的に活かすためのビジネス検定の試験です。

私がオススメするビジネス検定は、次の2つです。

この2つの検定試験については、金型メーカーや部品加工メーカーでお仕事をされるビジネスマンとしては、むしろとっておいた方がいいと思うくらいです。

人に勧めるくらいですので、もちろん私も2つとも合格しています。

ITパスポート試験は、3つの分野から出題されますが、特にオススメなのが、テクノロジ系とストラテジ系です。

会社で上を目指していく人でしたら、「企業と法務」「経営戦略」あたりは、勉強していて面白いと思えるのではないでしょうか。

テクノロジ系はまさにIT分野の知識ですが、今、金型メーカーや部品加工メーカーの仕事で、日報入力ひとつとっても、パソコンを使わないのはありえないので、このくらいの知識は持っていた方がいいと思える内容です。

また、システム開発の分野についても、一見業種が違うからと一蹴してしまいがちに思えますが、プロジェクト管理や予算管理のことなど、意外と考え方が参考になるなぁと思って、私は勉強していました。

またCAD/CAMや生産管理ソフトなども、結局はこのシステム開発の流れで作られているんだと思うと、むしろ知っておいた方が良い気もします。

ビジネス会計検定試験の方も、「会計と言えば簿記なの?」と思いがちで、簿記だと総務や経理の人でなければあまり興味も湧かないと思いますが、このビジネス会計検定試験の方はアプローチが簿記とは違っており、決算書の読み方や、会社の財務数値のよし悪しをどう判断するのかの知識を得ることができます。

ITパスポート試験の合格率は50%前後、個人差はあると思いますが目安となる勉強時間をネット検索すると平均150時間ほどだそうです。

一方、ビジネス会計検定試験の合格率は、2022年10月の結果によると、3級が67.2%、2級が53.3%、目安となる勉強時間ですが、ネット検索すると、3級は50〜100時間ほど、2級は100〜150時間ほどだそうです。

これらの合格を目指しての勉強でしたら、適度な刺激、適度なやりがいになるのではないでしょうか。合格というゴールがある方が、せっかくやる勉強も張り合いがあると思います。

もしご興味ありましたら、詳しい内容は、それぞれのサイトをご覧いただければと思います。

改めて職場でのやりがいとは

ところで、先ほど「やりがい」という言葉が出てきましたが、昨今の職場で、この「やりがい」を感じることも少なくってきたと思います。

その一因として、金型メーカーや部品加工メーカーの現場では、徹底した効率化のために分業体制が敷かれ、そのことが、この「やりがい」を感じることを難しくさせている面があると思います。

それはさておき、先ほどの検定試験、勉強してから臨む試験、そして合格発表、この流れで、もし合格できれば、そこで感じる「やりがい」はすごくイメージしやすいのではないでしょうか。

そう感じるポイントは、次のようなものでしょうか。

  • 合格など目的がはっきりしている。
  • 結果がわかるまでの期間が長すぎない。
  • (人によっては)手が届かず高すぎるという目標ではない。
  • (人によっては)過度な頑張りでなくてもいける。

「やりがい」の一例として、こういった資格試験に対する「やりがい」を見てみると、案外職場での「やりがい」を形成する方法も、少し垣間見えてくるのではないでしょうか。

つまり、会社の制度設計に応用できるのでは、ということです。例えば、

  • 目的を明確にする。
  • 長過ぎない期間で成果・評価を見えるようにする。
  • 適度な難易度でチャレンジ性がある。
  • 過度な頑張りでなくても取り組める。

こういったことなどが考えられます。

例えば、半期ほどで自分の評価がわかる、社員それぞれの力量に応じた目標が設定されている、などが考えられます。

これ以上は本題から外れていってしまいますので、話を戻しますが、会社の仕事でなくても、資格試験へのチャレンジという形で、個人で取り組める「やりがい」もあるということです。

まとめ(勝ち組社員になるために)

さて、今回の内容をまとめますと、次のような感じでしょうか。

  1. 仮に勉強が好きではなくても、外部の人と対等に話すため、知識武装のための勉強はしておいた方がいい。
  2. もし勉強が嫌いだったら、最小限の勉強時間を作る。
  3. 最小限の勉強時間にしたなら、毎日の習慣にして学習効果を得る。
  4. もし勉強の習慣がついて、弾みがついたら資格試験にチャレンジしてはどうか。
  5. 資格試験の一例として、現場で使う資格や免許よりも、汎用的なビジネス試験という選択肢もある。
  6. 難関試験でなければ、仕事と両立しながらで、自分個人で得られる「やりがい」にチャレンジができるかもしれない。

冒頭部分の繰り返しになりますが、嫌~なことほど、長時間やるのは苦痛で、耐え難いものがあります。

ですから、私の経験上ですが、1日のうち最小限の時間で留めておいて、その代わり毎日コツコツと習慣にしてしまって、できるだけ長時間やるのは避けつつも、学習効果は得ていこうという考えです。

そういえば余談になりますが、毎朝の「習慣」と言えば、私はフラッシュ暗算も続けています。

これは、30代後半の頃、自分の考え方の傾向として、瞬発力ではなくじっくりと時間をかけながら答えを出すタイプだと気づきましたので、場面によっては瞬発力も求められるだろうと思い、そのための練習として始めました。

これもかれこれ15年近く続けています。最初はパソコンの画面でやっていたフラッシュ暗算も、今はスマホアプリになりました。

さて、なかなか侮れないこの「習慣」の力、あなたは活かすことが出来ていますでしょうか。

参考になれば幸いです。

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金型・部品加工業 専門コンサルティング
代表:村上 英樹(中小企業診断士)
愛知県刈谷市 TEL 0566-21-2054

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