CAD/CAMの罠に陥っていませんか?
たいへん便利なCAD/CAMですが、その反面、罠に陥りやすい面もあります。御社はその罠にはまっていませんか?
例えば、ドリル加工です。
私が加工屋さんの技術・経営診断をさせていただくと、CAMを使っているものの、そこに登録されている加工条件について、しばらく変更していない、また初期登録のまま変更したことがない、といった状況をよく見かけます。
また、「マシニングで使っているドリルは変えていませんか?」と質問すると、従来からの黒ドリルだけではなく、コーティングハイスドリルや、超硬ドリルなど、新しい工具が使われていたりします。
そうなると当然、エンドミルと同様、それぞれCAMの設定の中で、加工条件を使い分けなければいけないということになるのですが、その設定を使い分けるのは結構面倒くさいところもあります。
そうしたところもあり、黒ドリルと比較して、目立って加工条件が遅いわけではないと、初期登録のまま使っている現場も多いです。
しかし、そもそも黒ドリルの加工条件からして、適切でないことに気付いていますでしょうか。
ここで質問です。下記の事例において、どちらの切りくずが良好でしょうか。
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