コロナ渦に思うこと

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コロナ渦に思うこと

今回は、金型メーカーや部品加工業向けの技術・管理面での内容というよりは、このコロナ渦について、私が会社組織に共通すると思うことを書いてみました。

2:6:2の法則

私が、中小企業診断士として経営コンサルタントの仕事をする際に、よくお話しさせていただくことの一つに、「2:6:2の法則」があるのですが、コロナ渦においては社会全体にも言えることだとつくづく思います。

つまり、

  1. 2割の人は、きっちりステイホームを徹底し、不要不急の外出を控え、社会全体のルールを順守している。
  2. 6割の人は、完全に徹底とまでは実行できていないまでも、大勢での会食など非常識な行動はとらない日々を過ごしている。
  3. 残りの2割において、マスクをしない・コロナ前と変わらない宴会・呑み会などをする・フェス等で遊ぶ・バーベキューで遊ぶ、等々の奇行を行う。

と、おそらくこのような割合になっているんだろうと思っています。

会社組織で言えば、人数規模によらず、会社には概ね2割の特に生産性の高い社員がおり、また6割ほどの普通の生産性の社員がおり、残り2割はどうしても能力が低く生産性も良くない社員が出てきてしまうという法則のことです。

何らかのエビデンスがあるわけではありませんが、私のイメージとして、概ねこのような割合で、一般社会であっても会社組織であっても、同様の法則があるんだろうと思っています。

したがって、感染対策は行っており、やむを得ず感染してしまう人もいると思いますが、前述した③の社会に協力性のない2割の人たちによって、さらに感染を広げてしまっているんだろうと思っています。

当たり前のことを言ってしまいますが、集団の統制は、ルールの整備と、誰1人ひとり欠けることなく、それをきちんと守ることで成り立つと思っています(「自分だけは守らなくても大丈夫」は絶対にNG)。

また、罰則・規制・ペナルティ、追加ルール等は、ルール破りをする③の2割の人のためにつくられるものだと思っています。

そう考えると、会社組織としても社会全体としても、非常にムダなコストだと言わざるを得ません。それら非協力性な人がいなくて、ある程度ルールを守れる8割の人しか存在しなければ、規制やそれを運用するための管理コストは不要になるかもしれないので。

そう考えると、金型メーカーや部品加工業でも同じことが言えるかもしれません。

そもそも2:6:2の法則のうち、例えば、2割の生産性の低い人以外の8割の人だけの会社であれば、自主的にスキルを高めていこうとする可能性が高いので、そもそもスキルマップなどで強制管理する必要もないかもしれません。

やはり、反発する人・協力しない人・怠惰でやる気のない人・会社の方針に従わない人などのために、会社は様々な規制や制度、懲罰ルールなどを作って無理にでも従わせようとするものだということがわかります。

未成熟な人間性の人たち

会社組織であれ、社会全体であれ、こうした非協力的な人たちについては、人間の未熟さが引き起こすものだと思っています。

肩が当たっただけで怒り出す人、会社ですぐに人とトラブルを起こす人、普通は口に出さず我慢する言葉も平気で口にして他人を不快にさせる人、自動車の運転中ささいなことでカチンときてあおり運転をやる人、これらは人間が成熟していないために起こしてしまうことだと思っています。

例えば、辛抱ができない人・感情のコントロールが効かない人ですね。

原因は色々あると思います。成長する機会が無かった・良いお手本がいなかった・鍛えられる場が無かった・叱ってくれる人がいなかった等々。

特に今のようなコロナ渦など有事の際に、こういった未熟な人間の行動が際立つことになり、時には大きな問題の発生原因になるものなのでしょう。

会社組織や社会全体でもそうなのですが、一生懸命協力している人の足をつくづく引っ張らないで欲しいものです。

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コラム投稿者

金型・部品加工業 専門コンサルティング
代表:村上 英樹(中小企業診断士)
愛知県刈谷市 TEL 0566-21-2054

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