【WEB上で5Sパトロール】金型・部品加工メーカーの5S基礎のキソ!(第4回)

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金型・部品加工メーカーの5S基礎のキソ!(第4回)

金型メーカーや機械加工メーカーの製造現場や事務所を見て回る「5Sパトロール」を、WEB上で仮想的に行う企画、

「【WEB上で5Sパトロール】金型・部品加工メーカーの5S基礎のキソ!」

今回は第4回目になります。

これまで下記のように、3回に渡り、金型メーカーや機械加工メーカーの5Sの基本ポイントを見てきましたが、一旦ここまでの区切りとして、あるべき「管理されている状態」の事例を今回はとりあげていきたいと思います。

それでは、まず測定具の管理から見ていきたいと思います。

金型・部品加工メーカーの5Sの現場事例_1

これまで何度か出てきた測定具の管理の問題ですが、マイクロなど高い精度の維持が要求される測定具については、工具やツールなど段取り用の道具とは分けて保管するのも良いです。

こうした一元管理により、校正期限などの管理がしやすくなるというメリットがあります。

また、写真にあるようなラベル管理を行うことで、社外の人、例えばお客さんなどの見学があった際には、きちんと管理されていることをPRすることができます。

では、次の事例を見ていきましょう。

金型・部品加工メーカーの5Sの現場事例_2

これも5Sの基本である「識別管理」を行う事例です。

工場の中には、加工前の材料や仕掛かり品、検査待ちの加工品、不具合の判定保留品、検査済みの製品など、さまざまな状態のものがあり、最もあってはいけないことは、これらが正しい使われ方ではなく、間違った工程に混ざってしまう「異物混入」という大問題を起こしてしまうことです。

この「異物混入」を防止するため、一目でわかる識別管理を行うために、写真のような札やラベルを活用します。

また対外的に、お客さんから見ても、識別管理がされている現場とされていない現場では、「出荷製品への信頼性」という点において違いが出ます。

識別管理は積極的に実施していきましょう。

では、次の事例に移りましょう。

金型・部品加工メーカーの5Sの現場事例_3

こちらは、製造現場によくある掲示板になります。

5Sの観点では、そもそも何が掲示されているか明示をするという基本を押さえます。

また、よくある「変更」や「特急」の連絡についても、口頭だけでなく、きちんと周知できるように掲示をするなど、基本を押さえたラベル管理を行うことが良いと思います。

では、次の事例になります。

金型・部品加工メーカーの5Sの現場事例_4

これは、5Sの管理手法の基本「定量化」の見本です。

この写真は、ワイヤーカットで使用するワイヤー線の在庫の保管状況ですが、こうした消耗品管理で重要になるのは、①欠品の防止と②買い過ぎの抑制です。

したがって定量管理では、保管時の最大量と、発注点と呼ばれる欠品を起こさない最小数を明示しておき、そこに達したら発注をかけるという仕掛けを作ります。

次の写真も同じくワイヤー線が入った箱の在庫管理の事例です。

金型・部品加工メーカーの5Sの現場事例_5

もちろん仕掛けを機能させるために、左から使用(先入れ先出し)し、左に詰めるといったルールも明示します。

こうしたルールの明示は、5Sにおける「しつけ」の基本的な取り組みになります。

いかがでしたでしょうか。

これまで全4回にわたって、金型メーカー、部品加工メーカーにおける、5Sの基本を見てきました。

機会があれば、また続きを書いていきたいと思います。

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代表:村上 英樹(中小企業診断士)
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